「自己資本率向上は今後の'武器'」

摘要

JFEコンテイナーの13年3月期連結業績は、売上高が17％の減収、経常利益が17.2％の減益となった。国内ドラム缶事業は、需要の水準が低く、停滞が続いている。同社の主な需要先である化学産業業界においても円高の影響と設備事故の復旧等で生産が落ち込んだ。そのため同社の国内ドラム缶販売数量は減少した。中島虜久社長は「減収減益となったが、売上高営業利益率は前年同期比0.1％増、自己資本比率も24年3月期の52.5％から58.8％と上昇している。