航空管制卓における異常接近警報機能の研究開発

摘要

航空管制官が使用するレーダ管制卓に導入されている航空機の異常接近（コンプリクト）警報機能の姉要と研究開発を示す。 コンフリクト警報機能は、航空機同士の3分後の間隔が最低の安全間隔を確保できない状酵と予測される場合に、レーダ画面上に警報を表示する機能である。 　 初めに、国際民間航空機関におけるコンフリクト管理の将来構想、欧州でのコンフリクト警報の標準化作業、我が国の安全対策としてのコンフリクト醤報の機能向上を紹介する。 次に、コンフリクト警報の概要と検出手法を説明する。 さらに、航空機の飛行管理システム（Flight Management System）のデー夕をデータ通信により取得し、コンフリクト警報を機能向上する技術の研究開発について報告する。