スマートハウスにおけるエネルギー情報の表示位置と内容の検討（第四報）－モビリティに着目した実験と評価

摘要

今日，CO_2排出量の削減は，世界全体の重要課題となっている．そこで，その家庭レベルでの取組みの一つとして，スマートハウスが注目されている．スマートハウスには各種エネルギー機器やそのエネルギー消費を最適化させる管理システム等が具備されており，そこには新しい暮らし方を提案するスマートハウスならではの「暮らしやすさ」があると考えられる．そこで本研究ではスマートハウスならではの「暮らしやすさ」の評価指標の確立を目指し，エネルギー情報の表示位置と内容について実験を行ってきた．本報ではモビリティに着目し，エネルギー情報や家の機器への操作の表示方法に関して，電気自動車（EV）も対象に含めて実験を行った．