大型車で5％以上の燃費改善：交通事故や故障件数減少効果も確認

摘要

環境負荷の少ないグリーン経営認証機関、交通エコロジー·モビリティ財団は、認証取得のトラック運送事業者を対象にグリーン経営効果の検討結果をまとめてこのほど発表した。 それによると、認証取得2年後の平均燃費は車両総重量8t以上のトラックで認証取得時比5％以上、8t未満でも4％近い向上を達成していることが分かり、すべての認証取得事業者で同じ燃費改善効果が期待できると仮定した場合、CO{sub}2排出削減量は年間約13万tと推計している。 また、交通事故や車両故障の減少も確認できたとしており、環境負荷を抑える事業経営は経済的効果につながることを改めて裏づける結果となっている。