高容積ボデーに空力改善構造後扉に一体型Wヒンジ採用

摘要

トランテックスのバン·シリーズ「ハイスター」のフラッグシップ機種として注目されそうなのが「ハイスター07VR」。09年秋に発表したエアロウイングに採用した空力改善構造をベースに、新開発技術を随所に取り込み、次世代冷凍バンとして仕上げられた。走行時に車体後部に空気の渦が発生して車両を後に引っ張る力が生じ、燃費が低下することから、エアロウイングはリヤフレームの上部と両サイドの3万にテーパーを付け渦が生じるエリアが狭くし空気抵抗を低減した。これにより、ユーザー車による試験運行で5％の燃費削減が確認されている。一般道走行時に比べ高速道走行では空気抵抗は4倍になるとされ、空力改善構造を採用した車両は高速長距離輸送で効果を発揮することが実証された。