活況呈するトレーラ市場の将来像を探る：脱着ボデー専用フルトレーラが好評－本場ドイツ·フッファーマン製の先進技術

摘要

ヒアブは、スウェーデン·ヒアブ社の屈折式クレーンや脱着ボデー車「マルチリフト」を日本に供給しているが、3年前から取り扱いを開始したドイッ製脱着コンテナ積載用フルトレーラが今、密かな人気を集めている。このフルトレーラは、ドイツでマルチリフトの架装業務も手掛ける特装車メーカー·フッファーマン(Huffermann)社の「HSA1/1862」というモデルで、マルチリフトを架装した大型フルトラクタへの連結専用に開発されたものだ。 フ社は産廃用トレーラ専門メーカーとして25年以上の歴史があり、現在も年産約600台という規模を誇る。 日本への導入に当たっては、内寸長5,900～6,200mのコンテナが積載できるよう改良が加えられたが、トレーラ輸送が一般的なヨーロッパ産らしく、輸送効率を徹底的に追及した設計が随所に見られる、進歩的な車両でもある。