いすゞ自動車－エルフの低公害車2車種を発売：CNG-MPIとディーゼルハイブリッド車

摘要

いすゞ自動車ではこのほど、小型トラック「エルフ」の、大幅な低排出ガス性能実現したCNG車と、燃料インフラに制約がなく実用的なディーゼルハイブリッド車を立て続けに発表·発売した。同社では、これら2車種を低公害車ラインアップの両輪に据え、今後も積極的な普及拡大に取り組んでくとしている。 今回採用した4HV 1エンジンは、4.6リッターの4HG 1型ディーゼルエンジンをベースとした新型のCNGエンジンで、燃料噴射システムにMPI（マルチ·ポイント·インジェクション）方式を採用した。エンジンの各気筒にインジェクタを配置し、従来のガスミキサ方式に比べ、燃料の噴射量や噴射タイミングのよりきめ細かな制御を可能とした。 また、電子制御により走行状況に応じて空気と燃料の比率（空燃比）を最適にコントロールし、理想的な燃焼状態を形成して、三元触媒の酸化還元能力を最大限に高め、NO{sub}x、HC、COを極限まで浄化した。