プラ処理協、廃プラの臭素回収ガス化プロセスゼロエミ目標を達成

摘要

（社）プラスチック処理促進協会は、昨年3月に中国経済産業局より受託した「電気?電子、自動車等使用済みプラスチックのゼロエミッションケミカルリサイクル技術の開発」研究の目的をほぼ達成、その成果を報告した。電気?電子機器や自動車部品に使用され、廃棄される難燃性プラスチックには、臭素系難燃剤が成形品重量の8％も含まれているため、これらをガス化プロセスによりケミカルリサイクルする隙、臭素系ダイオキシンを発生させることなく再資源化し、臭素を回収して環境に負荷を与えないゼロエミッション技術を開発する必要がある。