参加型アプローチを用いた職場環境改善を学ぶ

摘要

参加型職場環境改善はストレスー次予防を推進する有効なアプローチとして注目されています。2016年6月に労働安全衛生法が改正され，同年12月より50人以上の労働者を雇用する事業場はすべてストレスチェックの実施が義務化されました（厚生労働省，2016）。ストレスチェック制度は労働者のメンタルヘルス不調を未然に防止する一次予防が主な目的となっており，労働者自身のストレスへの気づきを促すとともに，働きやすい職場づくりに向けて職場環境改善に取り組むことが推奨されています。