日本車両／双日、ロシアの貨車製造技術支援契約

摘要

日本車両製造と双日のグループは、ロシアの鉄道車両メーカーであるプロムトラクターワゴン社（本社：チエバシ共和国カナッシュ市）から、同社がカナッシュ市で建設を計画している鉄道用貨車製造工場に対して、技術援助を行なう契約を締結した。 契約金額は約2億円。工場建設に当って必要となる生産設備や機械の提案、レイアウトの指導等、製造エンデニアリング技術の提供を行う。 プロムトラクターワゴン社は、ロシア国鉄とロシア最大の建設機械メーカーであるプロムトラクターの合弁会社で、2005年に設立された。 ロシア国内では貨物輸送の4割以上が鉄道に追いつかない状况である。 依存しており、米国の130万両に次約80万両の貨車が連行されている。 年間約3万両の更新需要が発生しているが、国内の生産能力は約2万両で需要に追いつかない状況である。