エネ研、7月25日から恒例のエネルギ--夏期大学開催

摘要

日本エネルギー経済研究所は7月25日から27日までの3日間、神奈川県三浦郡葉山町のIPC生産性国際交流センターで、恒例の第36回エネルギー夏期大学を開催する。 協議テーマは「2030年までの世界とアジアのエネルギー需給動向と日本の対応のあり方」エネルギー産業を取り巻く状況は、大きく変化してきており、過去の経験だけでは将来の企業戦略を立案するのが困難な時代に引き続き直面している。 こうした不確実性には、エネルギー価格の高騰と激しい変動と産油国での資源ナショナリズムの台頭、貪欲な需要を示す新興国家群と活発な資源獲得の動き、中東を筆頭にした地政学的リスクの増大、早急な地球温暖化対策の必要性の認識強化、原子力発電の再評価などがあり、将来を予測するにはより多くの視点から先行きを展望することが重要になってくる。