『「もつたいない」をビジネスに』/ユニクル株式会社の取り組み

摘要

使い捨て文化が浸透している今日、みなさんが日常生活を送る中で、何気なく「もったいない」と思うことはどれくらいあるのでしょうか。またそうした思いが知恵と工夫によって、具体的な行動につながることはあるのでしょうか。例えば、チラシやミスコピー用紙の裏紙の再利用といった程度の行動でさえ、「面倒くさい」とか「それが環境保全にどう貢献するのか」と冷ややかな見方をする人が案外多いのも事実でしょう。 このように、かつては誰もが「もったいない」と気づき、行われていた事柄が次第に見過ごされているように思われますが、今こそ、そのようなところにビジネスチャンスが埋もれているのではないでしょうか。 ここで紹介するのは、素朴に感じた「もったいない」をビジネスのニーズに結びつけ、見事に新しい環境ビジネスとして成功させた企業の事例です。