化学物質規制の潮流 第6回（最終回）アジアとアメリカの化学物質規制法の動向

摘要

化学物質関連の規制法は2020年を目標に各国がそれぞれの立場や価値観で様々な内容で制定してきています。トルコでも2011年にREACH規則に類似した過去3年間平均でEUのEINECS、ELINCS、NLP物資を1000トン（binton）を超えて輸入している場合は2011年3月31日までに輸入者が当局（森林環境省）に届け出る必要があります。また、含有化学物質規制のEURoHS指令の修正議会案が発表され、中国RoHS管理規則の修正案と自己認証制度の発表、インドRoHSの発行などもされています。最近の動向は、その変化も大きく早くなってきています。