［金型の未来を拓く技術者たち］：アーレスティダイモールド浜松

摘要

アーレスティダイモールド浜松はダイカスト業界大手「アーレスティ」の製造本部に属し、シリンダーブロック、ハウジング、オイルパン、チェーンケースなどのダイカスト用金型の生産を行っている。同社は、顧客の事業規模拡大に合わせ、国内（栃木、熊本）と海外（中国、タイ、メキシコ）にも製造拠点を展開している。製造拠点が複数あると顧客に応じた製品の供給や対応には非常に有利だが、製造方法や従業員の習熟度による加工技術や品質のばらつきが課題となる。そのため同社では、どの製造拠点でも高品質かつ低コストで金型を製造するために加工技術の開発、標準化など、海外拠点の業務支援に力を入れている。今回はその役割を担う、技術部グローバル統括課の太田智弥さん、高木重明さん、神浦克宏さんに現在の取組みや仕事のやりがい、今後の目標などを聞いた。