成形フィーチャ認識によるプレス金型設計の自動化

摘要

フィーチャ認識技術は目的により対象となる面の識別する内容が異なり多岐にわたる。 MYPACでの金型製作における取組みを図1に示す。 また認識手順の基本を次に述べる。 製品形状をIGESで入力すると基本的には自由曲面で表現されている。 MYPACではヒーリング機能で可能なものは解析面に変換する。 しかし非有理のBスプライン曲面の場合、例えば円筒面に変換されても、中心および半径の数値が許容値内でずれる可能性がある。 MYPACでは、これらについては確認コマンドを用意している。 現在のソリッドモデルはB-repソリッドがほとんどで、解析面と自由曲面でパッチワークのように表面をつくっている。 つまり平面や円筒面と一緒に曲面が混在して表現されている。 フィーチャ認識とは1つひとつのパッチを目的に応じて分類して識別することである。