高田和幸氏の業績

摘要

このたび，京都薬科大学生命薬科学系病態生理学 分野の高田和幸博士が，「アルツハイマー病の根本 的治療を目指した治療標的の探索と双方向性橋渡し研究」の業績により，平成25年度日本薬学会奨励賞を 受賞された.これまでの研究成果と今後の発展性が高 く評価された結果であり，心よりお祝い申し上げたい.高田博士は京都薬科大学薬学部生物薬;学科を 1999年に卒業後，同大学院薬学研究科に進学し， 2005年に博士後期課程を修了，博士(薬学)の学位 を取得した.同年4月には京都薬科大学病態生理学 教室(谷ロ隆之教授主宰)研究員，2006年4月より 助手，翌年4月より助教として京都薬科大学病態生 理学分野(2012年4月より芦原英司教授主宰）において教育?研究に活躍中である.