高所調査用ロボットの開発

摘要

高所調査用ロボットは東京電力が運用しており，2013年6月18日および7月23日に福島第一原子力発電所2号機原子炉建屋1階上部空間の調査を行い，最高4.3［m］の高さにおいて，空間線量，建屋の画像を取得した．2回の調査における高所調査用ロボットの被ばく量は，約80［mSv］であった．これは，作業員の5年間被ばく限度100［mSv］の約8割に相当する．