信頼の分析技術で食品衛生のロスプリベンションを実施:日本海事検定協会 食品衛生分析センター／理化学分析センター

摘要

3年前の餃子事件を発端に，食品製造プロセスの中でトラブルに発展しそうな要因を探り未然に防ごうという機運が高まり，保険や物流において定着しているロスプリベンションという考え方が食品業界でも注目されている。現在，食品原料は世界各国から輸入されており，製品も全国，さらには世界中に届けられる。これらの流れの中でリスク要因を探し出すことは難しい。