家庭用燃料電池システム「エネファーム」新モデルの開発について

摘要

パナソニックは東京ガスと、1999年から共同で燃料電池の研究、開発を行ってきた。2005年には商用第1号機を首相公邸に設置し、2008年までの4年間は国の支援を得た大規模実証フィールドテストにて、商品にふさわしい性能·品質·耐久性の確認を行い、2009年には一般販売の開始をするに至った。この2年間、エネファームの市場導入を進めてきたが、エネファームの普及拡大を進め、地球環境問題とエネルギー供給安定化への貢献をさらに果たしていくために、2011年4月1日に第2世代となる新モデルの発売を開始した。