ロボットでタンクなどを検査,補修

摘要

旭エンジニアリングほタンク，圧力容器などの腐食状態を高速検査ロボットにより検査·診断し，補修までを一貫して行うサービスを開始した。 同サービスは，同社と新日本非破壊検査が共同発した圧力容器高速全面検査装置「S－MAP」の実用化により実現した。 この検査装置は強力マグネットと特殊ゴムタイヤにより圧力容器壁面に吸着できる自走ロボットに複数の高速度超音波センサからなる超音波探傷部を搭載しており，高精細，高速サンプリングを行う。 探傷速度は毎秒100mmと高速で下鏡（容積3.14m~3）のみの検査が8時間，容器全面（直径2m，容積20m3）の場合24時間で検査できる。