住民基本台帳カード－Java言語を使ったアプリケーションに対応

摘要

2003年8月から交付予定である住民基本台帳カード（以下，住基カードと略記）は，住民票の写しの広域交付，転入転出の特例及び本人確認業務などに利用され，住基カード用リーダライタと通信することで各業務を実現する。 今回，東芝は，住基カード向けの非接触ICカードをLSI及びカードオペレーティングシステムを含め新規に開発し，住民基本台帳仕様，JavaCard仕様，及び近接型ICカードの標準であるISO/IEC14443TypeB（ISO：国際標準化機構，IEC：国際電気標準会議）を基本仕様とした通信インタフェースに対応した。更に，セキュリティを高めるための耐タンバ性に優れた暗号処理を搭載していることを特長としている。