海水淡水化装置におけるチタン製蒸発器,操業20年で性能を実証

摘要

Al-JUBAIL pHASE--1の20年の操業経験から次のことが結論付けられる。 1）チタン管の損傷率は無視できる。 損傷にほ腐蝕も侵食も関係していなかった。 2）すべての蒸発器から高品質の蒸留水が得られている。 3）良好な楼器性能ほ20年間維持されている。 4）チタンはその優れた耐食性を証明した。 5）酸による洗浄の頻度は最も少なくて済む。 6）磯械的な洗浄ほ，適切に扱わなければチタン管に　 損傷を与える。7）軌、スケルを除去するにほ高圧水が有効である。8）荒れた天候や濁った海水ほチタン管表面に影響を与えるし，スケル防止剤の注入を増やさねばならない。 9）スケール防止剤を変えてもチタン管や蒸発窒に何ら副作用ほなかった。 10）今後の新プロジェクトにおいて，チタン管を薄肉にすることは，より経済性を向上させるし，MSF　 型海水淡水化プラントの競争力を高める。 11）≡操業条件を管理すれはチタン管の寿命ほ更に伸ばすことができる。