内部統制の効率的な維持継続に「キー·コントロール」

摘要

深見氏は講演冒頭で、「J-SOX法の根幹はあくまでも内部統制の評価です。内部統制を構築して終わりではなく、その後の継続的な評価·維持管理が大切なのです」と強調した。 内部統制評価は、昨年の内部統制部会の「基準案」の通り、トップダウン·リスクアプローチが前提。 全社的な内部統制を評価基点とし、業務プロセスに係る内部統制へとリスクの重要性を判断しつつ内部統制の評価を進めていく。 トップダウン·リスクアプローチによる内部統制評価で重要な要素が「キー·コントロール（統制上の要点）」。 公式には未定義だが、アサーション（経営者の主張）または統制目標の達成に必須だ。