中小規模企業約260万社におけるlFRS有効活用のアプローチ

摘要

IFRS（国際会計基準）の日本企業への適用は、2012年に決定される予定。どのような判断がなされるにせよ、IFRSと日本の会計基準との差異を埋める作業は今後も継続される見通しだ。日本でもIFRSへの関心は高まっているが、中小規模の企業の場合、「ウチは関係ない」と考える経営者は少なくない。果たして、それは正しいのか。ミロク情報サービスの高木啓士民は、次のように指摘する。