岡部信彦国立感染症研究所感染症情報センター長、保育施設での不織布おむつの交換などを介して腸管出血性大腸菌は人から人への感染が広がる危険性がある、と警告

摘要

国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は、今春、焼き肉チェーン店でユッケを食べた客が腸管出血性大腸菌「0111」に多数感染して4名が亡くなったことに関連して次のように語る。「感染症と人との戦いにおいて、腸管出血性大腸菌は冬に流行するノロウイルスと同じように食物からだけではなく、人から人への感染でも広がる。