「海水淡水化技術の現状と将来」を終えて

摘要

6月5，6日の日程で長崎市において開催された日本海水学会第59年会に続き，佐世保市のハウステンボスにおいて日本海水学会若手会主催の第8回若手の集いが翌6月7日に開催された．平成4年にオープンしたハウステンボスは淡水化施設を有しているが，淡水化技術はそれ以来絶え間なく進歩を続けている．そこで今回の集いでは，淡水化技術の進歩について着目し，「海水淡水化技術の現状と将来」というテーマを掲げて，講演会と見学会を開催することとした．参加者の関心は高く，学会終了後の土曜日であったにも関わらず定員30名の募集に対して合計35名の参加があった．