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ステロイド性骨壊死モデルの作成とその病理組織学的検討 ステロイド性骨壊死の発生機序およびアポトーシスとの関連について

机译:类固醇诱导的骨坏死模型的建立及其组织病理学检查关于类固醇诱导的骨坏死的发病机制及其与细胞凋亡的关系

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摘要

ステロイド性骨壊死は,最終的に骨内の虚血によって発生すると考えられているが,虚血に至る機序は未だ解明されていない.発生機序の解明のためには,再現性の良好な動物モデルの確立が必要である.そこで本研究では,家兎にステロイドを投与して骨壊死モデルを作成し,その投与量や投与期間を変え,ステロイド性骨壊死の発生機序や発生時期および血液生化学的検査値との関連について検討した.また,近年組織の虚血と密接な関連を示すといわれるアポトーシスについてち,同様の家兎モデルを用いて検討した.体重1kgあたり4mgの酢酸メチルプレドニゾロンを週1回ずつ,最大8週間まで投与したステロイド投与家兎を作成し,経時的にその病理組織像を観察した.骨壊死は,大腿骨近位部,大腿骨遠位部,上腕骨近位部の骨幹端部から骨幹部にかけて発生しており,その発生率は, 4週間のステロイド投与でそれぞれ70%, 30%, 40%であった.また本骨壊死は,初回ステロイド投与後1週目より観察でき, 2過日以降はステロイドを継続的に投与してもその発生率は増加しなかった.その病理組織像は,ステロイドの投与期間に応じ特徴的な所見を示す一方で,ステロイドの投与期間が延びてち,新たな骨壊死の発生や壊死範囲の拡大は認められなかった.同様の方法で,家兎にステロイドを1回のみ投与し4週間飼育したたモデルと, 4週間投与し,その後4週間投与を休止したモデルとを作成したところ,それらのモデルの骨壊死部の修復は,同期間ステロイドを継続投与したモデルに比べ旺盛であったものの,骨壊死発生率に差はなかった.血液生化学的な検討では,ステロイドを継続的に投与した場合, 1回のみ投与した場合のいずれにおいても,著明な高脂血症と凝固亢進状態が骨壊死発生時期に一致して認められた.以上の結果から,ステロイド性骨壊死は,慢性的な,あるいは繰り返し生じる虚血エピソードにより生じるものではなく,ステロイド投与後比較的早期のある限局した期間にのみ生じる急性虚血発作により生じるものと考えた.そして,その発生機序としては,ステロイド投与により生じた急激な高脂血症が,凝固亢進状態を引き起こし,これらを一因として骨内血管での血栓形成を促し,骨内虚血を発生させるという機序を考えた.一方,同様の方法で作成したステロイド性骨壊死において,アポトーシスの関与を検討したところ,修復のほとんど行われていない骨壊死部周辺にはアポトーシス細胞の集簇が観察されたが,修復の進んだ骨壊死部周辺には,ほとんどアポトーシス細胞は観察されなかった.ステロイド投与により生じた骨内の虚血発作は,骨内細胞のネクローシスとともにアポトーシスをも誘発し,骨壊死成立に少なからぬ影響を与えていると推察した.
机译:类固醇性坏死被认为最终是由骨内缺血引起的,但尚不清楚导致缺血的机制,其病原机制的再现性良好。因此,在本研究中,我们通过给兔子施用类固醇来创建骨坏死模型,并改变剂量和给药时间以改变类固醇诱导的骨坏死的机制和时机。并检查了与血液生化检验值的关系。近年来,使用类似的兔子模型检查了与组织缺血密切相关的细胞凋亡。每公斤体重4毫克乙酸盐每周一次给药甲基泼尼松龙长达8周,制备了类固醇给药的兔子,随时间推移观察组织病理学图像,股骨坏死发生在股骨近端区域,股骨远端及以上。它发生在从躯干的末端到上臂骨的躯干,在类固醇给药4周后的发生率分别为70%,30%和40%,此外,这种骨坏死在第一次类固醇给药后发生。从此后的第一个星期就可以观察到,即使连续服用类固醇2天,其发病率也没有增加,组织病理学图像显示了根据类固醇施用时间的特征性发现。因此,类固醇的给药期延长了,没有发现新的骨坏死或坏死范围的扩大,以同样的方式,给兔子饲养了4周的类固醇一次。当我们创建要给药4周然后停止给药4周的模型时,这些模型中的骨坏死修复比在同一时期连续施用类固醇但发生骨坏死的模型要强。速率没有差异,在血液生化研究中,连续和单剂量类固醇激素均会引起骨坏死,并伴有明显的高脂血症和高凝性。根据上述结果,类固醇诱发的骨坏死不是由慢性或复发性缺血发作引起的,而是仅在类固醇给药后的较短时间内发生。认为其是由急性缺血发作引起的,并且作为其发生的机制,由类固醇给药引起的快速高脂血症引起了高凝状态,这是骨内血管中血栓形成的原因之一。我们考虑了促进形成并引起骨内缺血的机制,另一方面,当研究了凋亡参与由相同方法制备的类固醇诱导的骨坏死时,进行了大多数修复。非周边骨坏死周围可见大量凋亡细胞,但修复后的骨坏死周围几乎未见凋亡细胞。据推测,缺血性发作可诱导细胞凋亡以及骨内细胞坏死,并且对骨坏死的建立具有相当大的影响。

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