RFID（電子タグ）のさらなる普及で国際サプライチェーン拡大に対応を

摘要

TPPの始動が予測される中，今後も国際物流のさらなる活発化は確実と見込まれる。するとこれまで以上に様々なプレイヤーが物流に関わることになるだろう。多くのプレイヤー間で輸出入に伴う情報共有をどう効率化するかが，大きな課題だ。そこで期待されるのが，国際標準化の進展したRFID（電子タグ）の活用。IoTとの連携でも期待が集まるRFIDの今後について，流通·物流分野の国際標準化団体である「GS1」（ジーエスワン）の日本事務局である一般財団法人流通システム開発センターから，濱野径雄常務理事に最新動向を開く。