消化器がん（食道がん·肛門管がん·直腸がん）に対する放射線治療

摘要

角美奈子（サポートチーム代表·国立がんセンター中央病院放射線治療部医師）伊藤芳紀先生は1995年3月に広島大学卒業後同大学放射線科に入局され，その後国立呉病院（現呉医療センター·中国がんセンター）．広島県立広島病院を経て，国立がんセンター東病院放射線治療のレジデント終了後，2001年6月国立がんセンター中央病院放射線治療部の一員になられ　 現在に至っておられます。 専門は放射線治療であり，頭の先から足の先まで幅広くがんの治療にあたっておられます。 「大腸がん治療ガイドライン」作成において放射線治療の責任者を務め，「膵がん診療ガイドライン」の作成協力者でもあります。 本日は放射線治療と，とくにその消化器がんにおける役割についてお話いただきます。