Development of a compact wearable pneumatic drive unit for a ventricular assist device

摘要

現在,国内で最も多く使用されている空気駆動型VAD(補助人工心臓)用駆動装置は,蓄庄タンクに蓄えた陽·陰庄を電磁弁の開閉により供給することでダイアフラム型血液ポンプを駆動しているため,大型,高重量,高消費電力である。 VAD装着患者のQOLを著しく低下させてしまうこれらの問題は,早急に解決すべき課題の一つである.現在,国内外で開発されている最も小型の空気駆動型VAD用駆動装置でも10kg前後の重量があり,キャリーバッグのような使用形態を強いられている。そこで,患者が外出なども含めた日常生活を支障なく送るためには,衣服のように装着できる大きさと重量で,電池による長時間駆動が可能な,患者の行動を制限することのない駆動装置が求められている。