1998年度の行政検査結果を基に推定した食品添加物の食品中の濃度と摂取量および隔年調査結果(1994年度および1996年度)との比較

摘要

食品添加物の安全性は,何重にもわたる科学的実証と詳細な法的規制の両面から保たれている。 新規指定に当たっては, "食品添加物の指定および使用基準改正に関する指針"に沿った資料を基に,薬事·食品衛生審議会により指定の可否が検討される。 また,すでに指定を受けた食品添加物についても,繰り返し安全性に関する研究が行われ,その結果や国際的な研究成果に即して法的な規制が改正されている。