脊椎インプラン卜 感染率，起炎菌の現状とサーベイランスのすすめ

摘要

脊椎ィンプラントにはいわゆるぺディクルスクリユーシステムなどのインストウルメント，椎間板スぺーサー，椎弓スベーサ一，前方手術では椎体置換用インプラント，さらには採骨部スぺーサ一などさまざまなものがある.人工関節は破壊された関節再建には絶対的に必要であるが，脊椎インプラントは脊柱変形の矯正と維持，骨折などの不安定脊椎の安定化，多椎間固定などでは絶対的必要性があると考えられるものの，その他の適応は自家または他家生体組織の使用，外固定や術後安静の強化により代替可能であり，脊椎インプラントの適応は相対的である場合も多い.