排ガスの全データ分析が1台で可能：燃焼排ガス分析計(HT-3000)

摘要

地球温暖化問題とは別であるが、近年の原油価格の高騰も企業が抱える問題としてあげることができる。 原油価格の高騰はガソリンの高騰となり、車社会の現代、私たちも日々の生活の中、肌で感じることができる。 これは企業にとっても同じことが言える。 燃焼装置を多数設置している場所では、大きな燃料費のコストアップとなっている。 ボイラ等より発生する排ガス（CO{sub}2、CO、NO{sub}x、SO{sub}x等）を削減するためには、燃焼調整が必須である。 燃焼排ガス分析計を使用することで、燃焼調整を容易に行うことができる。 燃焼調整によって、燃焼効率を上げることや、CO{sub}2の排出抑制、大幅な燃料コストの削減につながる。 弊社は、酸素濃度計をはじめ一酸化炭素濃度計、窒素酸化物濃度計等、様々な排ガスを分析する燃焼排ガス分析計のメーカーである。 ここでは、ボイラやバーナー等の燃焼装置の燃焼診断に必要な全ての機能をコンパクトに集約した、画期的な分析計、燃焼排ガス分析計HT-3000（写真1）について紹介する。