相場上昇の可能性:当限上昇が牽引役となって

摘要

天然ゴム相場は、ゆるやかに下落する傾向にある。一時、東京先限は180円近くで上昇したものの、上値に限界を置いた展開が続いている。最近は、150円近くまで下落、一段と相場地合いを崩している。これは世界同時不況が収束し、株価も上昇傾向となっていたものの、その流れが再び悪化する方向にむかうのではないかとの見方とともに、景気後退懸念が再び広がって、下落する方向にある。