「全米で注目!茶文化復興を導いた珠玉のI冊」（13）

摘要

ベトナムは「眠れる茶の巨人」だ。このことは軽く考えてはいけない。フランスは、1825年にこの国で最初に|氽の木を植えたと主張しているが、全くの勘違いである。昔から、野生の茶はラオスとベトナムにあり、茶は一千年前の唐代にはインドシナ文化の一部であった。米国で、ベトナム茶の輸入の先駆者であるインド.チャイナ、ティ—.カンバニーは、中国との国境沿いのハノイの北が良質の生産地という。1980年代、日本企業はベトナムに大規模な投資をして撤退したが、ィンドから機械と人員の導入が増えた。中国緑茶や台湾烏龍茶、インドのCTC紅茶を模倣した製品が製造され、質も徐々に向上してきている。近隣国のタイも台湾烏龍茶を見事に倣つており、専門家でなければ差がわからないという日が来るだろう。2000年の時点で、ベトナムにおける茶の年間生産量は5万トン弱、川年経ち2倍近い数字となった。