こだわりの茶づくり: 第14回又新茶の季節がやってきた

摘要

平成十四年は異常ともいえる暖冬だった。 凹月六口に「静印雉一三こを摘んだ（少し芽がみるかったが）。 「おおいわせ」は、四月十三日より始まった。 「藤かおり」は四月十九日より始めた。 大体四月一杯で一茶は終了した。 それにひきかえ、平成十五年はどうだろう。 長期予報では暖冬だとのことであったが、どうもそのようではなかった。二月、三月は例年より寒い口が多く、このためか地温も上がらず、四月中旬になってどうやら芽が動き始めた。前年に比べれば、十日から二週間は遅れているようある。 果たして、これからどのような天候になるのか、関心事である。