リンドウで発生するソラマメウィル卜ウィルス2， クローバ葉脈黄化ウィルス，キユウリモザイクウィルス及び リンドウモザイクウィルスを検出するマルチプレックスRT-PCR

摘要

近年，秋田県ではリンドウの生産が飛躍的に拡大しており，本県の花き生産の第3位となっている（3).本県 のリンドウで発生しているウィルスについて調査したと ころ，ソラマメウィルトウィルス2 (BBWV-2)が最も多 く，次いで近年新たに発見されたリンドウモザイクウイ ルス（GeMV) (1),キユウリモザイクウィルス（CMV) であることが明らかとなった（3).クロ一バ葉脈黄化ゥ ィルス（C1YVV)の発生は少ないものの症状が激しいた め，今後注意が必要である.一方，国内のリンドウで発 生か'報告されているィンパチェンスネクロティックスポ ットウィルス，ィンゲンマメ黄斑モザイクウィルス及び タバコ茎えそウィルスは確認されなかった.