野菜茶農研究所が育成した最近の注目品種保　⑤やや早生品種「さえあかり」

摘要

炭症病と輪斑病はチャにおける重要病害であり、生産コストや環境負藤低減のためには、これらの重要病害に抵抗性の品種育成とその利用が不可欠です。現在、わが国茶栽培面積の約76％を占める「やぶきた」は両病害に贋病性であり、高品質品種どして急速に普及している「さえみどり」も輪斑病には雁病性です。そこで、私たちは、高品質.多収で炭痘病と輪斑病に抵抗性を有する品種の開発をめざしました。