日本市場を狙う流通外資を迎え撃つ、大手スーパー21世紀への勝ち残り戦略－アメリカの「コストコ」日本1号店開店、フランスの「カルフール」来年日本上陸－

摘要

諸規制の緩和や自由化の進展で、日本の食品業界、流通業界も、“世界は1つ“のマーケットの中で、国際的な大競争時代に入っている。 とくに、バブル経済の崩壊と長期化する不況で土地、建物など不動産物件など国際価格に比較して高かった国内価格の暴落で外資の日本上陸やM＆Aが活発化している。 いままでは海外市場に攻め込んでいた日本企業だが、小売流通業界ではこのところ外資流通が日本市場を狙い、アメリカの「コストコ」が日本1号店を開店、またフランスの「カルフール」が来年、日本上陸を明らかにしている。 これらを迎え撃つ国内の大手スーパーは体力強化へ競争力に注力し、21世紀への生存レース勝ち残り戦略を進めている。