健やかな体をつくる機能tt食品

摘要

食品には①第一次機能としての栄養素、②第二次機能としての五感に訴える働き、③第三次機能としての人間の健康、身体能力、心理状態に好ましい影響を与える働きがあり、健康の維持や健康の回復に好ましい効果を及ぼす働きがあることが知られている。こうした第三次機能の働きが科学的に明らかにされ、これらの生体調節機能を十分に発現するような設計、加工された食品を機能性食品と呼ばれている。食品由来の機能件成分については、疫学的研究、ィンビト口による研究、モデル動物による研究、ヒト集団を利用した臨床的研究により消化器系、循環器系、内分泌系、免疫系、神経系などに有効な成分が科学的機能を持つ形でこれまで数多く探索されてきている。そこで、最近開発された、あるいは開発されつつある機能性食品について以下に述べる。