抑制トマト養液栽培での 育苗時の冷却高濃度培養液

摘要

京都府内の施設トマト栽培は、養液栽培を 中心に周年的に栽培されている。 図一1は、近年の京都市中央卸売市場における9-12月のトマト入荷量の推移を示して いる。図が示すとおり、近年、秋冬収穫期の 入荷量が若十増加している。また、図-2は、トマト単価の推移を示し たものであるが、近年10の単価が卨いの で、この時期の出荷に向けた技術対策につい て検討した。10月旬から出荷を開始するためには、8 月中旬までに定楨する必要がある。しかし、 この時期に定植するためには、盛夏期高温時 の肯苗が必要となる。ぞのため、定植苗が衰 弱し、本圃において収穫開始時期の遅れや、 初期収量の低下が問題となっている。一部の農家では、10月からの出荷を 指し、井戸水を利用した冷水肯苗ゃ遮光資材 による苗温度低I7などの技術が試みられて る力、十分な効果が得られない現状にある。