愛媛大学農学部附属演習林 米野々森林研究セン夕一

摘要

愛媛大学演習林の歴史は，愛媛大学農学部の前 身である愛媛県立農業学校までさかのほります。明治39年，現在の松山市横谷に学校林として設 置されました。その後，母体となる農業学校は昭 和20年に県立農林専門学校，昭和24年に県立 松山農科大学と変遷し，昭和25年には学校林は 県立松山農科大学附属演習林となりました。その 後，昭和29年には県立松山農科大学は国立大学 に移管され，愛媛大学農学部附，演習林が誕生し ました。昭和31年には松山市米野々に現在の演 習林が拡張され，昭和52年には横谷演習林は廃 止されました。昭和53年には米野々研究セン夕 -,研究·管理棟が完成し，現在に至っています。 現在，愛媛大学演習林の人員配置は，教員：演 習林長（1名)，兼任教員（6名)，技術職員:米野々 森林研究センター（技術室森林技術班4名)，事 務職員：農学部事務課（演習林担当2名）となつ ています。愛媛大学附属演習林は，米野々森林研究センタ -,実験林，東野試験地で構成されています。米 野々森林研究センタ一は鉄筋4階建てで，演習林 の管理運営，森林研究（実験室，研究室，図書· 資料·標本管理)，学生実習（宿泊，食堂兼講義室, 風呂）のベースとなっています。また，敷地内に は木材加工所，炭焼き窯，露天風呂も設置してあ ります。