飼料用とうもろこしの耕うん同時畝立て播種作業技術の開発 一現地試験圃場における畝立て作業と効果—

摘要

飼料用とうもろこしは栄養価が高いため、一般の畑だけでなく水田転換畑にも栽培され ている。しかし湿害に弱いため、湿害を軽減して安定釣に栽培する技術の検討が重要である。そこで3年間センタ一内圃場（新潟県上越市）において、耕うんと同時に畝立てと播 種を行う方法と収量の関係を検討し、畝立てにより湿害が軽減され、増収することを確認 した。さらに本技術の普及性を検討するため、現地の農家圃場において耕うん同時畝立て 施肥播種機による栽培を行い、作業性や収量に及ぼす影響等について調査した。