改正農協法のポイントとJAグループ自己改革の課題

摘要

JAグル—プは、平成27年10月M日からは日の2日間にわたり、3年に一度の第W回JA全国大会(以下「"回大会」という)を開催し、今後3か年のJAグル—プ共通の実践方針(平成28年度approx30年度)を決定する。W回大会の最大の特徴は、「農協改革」後の大会ということである。JAグループがどのような方針を提起するのか、JA組合員.役職員をはじめとして、JAグル—プ内外から注目される中での大会となる。とりわけ、最大の論点の1つとなった准組合員の事業利用規制については、今回導入は見送られ、規制のあり方について5年間の調査後に検討されることとなった。将来に火種が残る格好となり、"回大会期間の3年間、あるいはこの5年間の対応が決定的に重要となる。