秋田県での動向

摘要

本県の果樹栽培は、気象、地形等の自然条件から、その地域特性を生かし、リンゴ、ナシ、ブドウの3樹梓を主体に、オウトウ、モモ、ウメ、カキ、スモモ、マルメロ、イチジク等の特産果樹が全県下で栽培されている。 地域萩奥の両からも大きな役割を果たしており、この中で、リンゴの果樹栽培全体に占める面積割合は64、5％となっている。 本県リンゴ栽培の特徴としてほ、従来の外観重視の栽培法から食味を重視した栽培技術の開発、普及が推進されたことである。 「ゴールデン、アリシャス」を用いた無袋栽培技術の確立により、外観が良く、より美味しいリンゴの生産が可能となっている。 病害虫防除面では、病害虫発生予察の徹底と共防組織の拡充による適期防除で、他県に先駆けて散布回数の低減が図られている。