ユーゴスラビアの爆撃－2～5才の子供，60～70才の老人の悲しみ－

摘要

はるかに西の，そしてふだん余りうわさにも登らない国のことにふれるなど大胆というしかありません。 しかし，近ごろの世界の話題に出てくる話の中で，あの国々が，NATOの手で火を吹き，焼けただれている姿をみると，何とかならないかと，親の腕に抱かれて泣きふせっている2～5才の幼い子供，いや60～70才の老人がむすこの肩にかつがれて，泣き声こそ出さないものの，やぶれた衣服を引っかけて難民群衆の中に混じり流されていくのはやり切れません。