セシウム問題で牛枝肉が大暴落 酪農経営安定へ乳価値上げ必須

摘要

東京電力福岛第1原子力発電所 の事故の影響で、牛肉に国の規制値を超える放射性セシウムが見つ かったことが発端となり、牛枝肉 相場が大暴落した。おな原因は「セ シゥムを大量に含んだ稲わらを給 なしたこと」とされており、稲わ らをあまり使わない酪農では大き な問題にならないと見られている。 しかしながら、牛肉の相場低迷が 続けば、酪農家の収入源として決 して少ないとはいえない和牛子牛や交雑種（F_1) 了-牛の相場にも 大きな影響を及ぼしかねない。現 状では生乳が增産計雨ドにあるも のの、減産になれば問題はさらに 大きくなる。生乳の需給が逼迫し ている現状でも、乳価値上げ議論 は不可欠だ。