「きんず」と「辰寿梅」の枝づくり

摘要

柑橘類であるきんずは樹脂が少なく、いたって堅い樹なので、若木のうちから針金を用いて整姿しておくことが大切です。 できれば2～3年枝のうちに模様付けしておくようにしましょう。 針金かけは6～7月の活動期が適しています。 使用する針金は銅線よりもアルミ線を用いるようにしましょう。 樹脂の少ない分、他の雑木類に比べて針金の食い込み傷ができやすく、一旦できてしまった傷跡はなかなか治りません。 銅線よりも弾力性のあるアルミ線だと針金傷を作る危険性が嬢和されるのです。銅線を使用する場合は、紙を巻くなどして対処しましょう。