人と自然が調和した文化交流のまち

摘要

1.郡上市の概要平成16年3月1日に郡上郡七町村（八幡町、大 和町、白鳥町、高鷲村、美並村、明宝村、和良 村）が合併し、新生「郡上市」が誕生しました。郡上市は、日本そして岐阜県のほぼ中央部に位 置し、東部は下呂市に接し、北部は高山市に、西 部は関市、福井県大野市に、南部は美濃市、関市に接しています。 郡上市の広さは、岐阜県の面積の約1割である1,000のkm~2余りで森林が9割を占めており、その地 勢は、最低海抜の美並町が110m、最高海抜地は 白鳥町铫子ケ峰が1,810mと高低差が大きく、長 良川源流部にあたる高鷲町の大日山麓一帯にはひ るがの高原や上野高原が、明宝水沢上にはめいほ う高原が広がっており、雄大な自然に囲まれた口 ケーシヨンとなっています。更に、長良川をはじ めとして和良川、石徹白川などの一級河川が24本 あり、森林の高い水源かんよう能力によって、美 しく豊かな水に恵まれています。郡上のはじまりは、平安時代の斉衡2 (855) 年に美濃国武儀郡が分立して武儀郡と郡上郡とな りました（文徳実録)。このときから美濃18郡の ひとつに数えられていたとされており、たいへん 古い歴史を有しています。