いしくて安全な豚肉を食卓へ:「TOKYO X」とLWDの2本の柱で支える経営

摘要

東京都が肉質改善に向け、育種改良を重ねた画期的な系統造成豚「TOKYO X」は消費者に人気が高く、品薄状態が続いている。 しかし、飼養は簡単ではなく、生産性を重視した従来の豚とは一線を画す。 その苦労とやりがいを若き生産者にきいた。 東京都町田市一の『中村畜産』では、母豚60頭規模の一貫経営を営んでおり、平成9年から東京都畜産試験場が開発した「TOKYO X（以下X）」の飼養に取り組んでいる。